猫のつぶやき(笑いの王国)

テレビのワイドショウが延々と伝える報道は、大衆の興味を実に上手く誘導し、冷静になればなるほど、焦点のずれた気負いばかりが残る。話題の吉本興業と言えば、エンタツ・アチャコ が始めた喋くり漫才が大当たりした時代へと思いはさかのぼる。私はまだ子供だったけれど、ラジオにかじりついたものだ。 人を笑わせることは、泣かせることの比ではない。ほ…
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猫のつぶやき(チュウちゃんのお買い物)

お友達に頂いたのよ、チュウチャンを中に入れてあげるよ。 母さんは僕よりも弾んだ声でやたら興奮気味だ。 僕がキャッキャと喜びの雄叫びをあげると、 「いいでしょう!」 と何度も繰り返す。母さんが作った訳でもないのに と思うと、少々可笑しくもあったけれど、母さんの気持ちはよく分かる。 籠から顔を出したチュウちゃんは、とっ…
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猫のつぶやき(小さな革命)

結構遠いと思った距離も、今では鼻歌を2・3曲口ずさむだけで着いてしまう。日の出の早い初夏の風景を満喫し、茶店のお決まりの席を1時間余り独占し、珈琲の香りとBGMに癒されながら、今日という時の始まりのスイッチを入れる。 何気ない朝の行動のようであるが、私にとって、大きな革命とも言えることなのである。 スイッチの入った今…
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猫のつぶやき(朝のおくりもの)

玄関のドアを開けると、色鮮やかな野菜達が今畑からやって来たのだと胸を張っていた。 トウモロコシは、ツンとすまし顔で濃いい緑の葉を大きく広げて見せ、胡瓜は艶やかに露を含んで、トマトの紅色をより引き立てているのはこの俺様だと言わんばかりにピンと背筋を伸ばして、ピーマンを押しのけるようにトマトの側へ寄り添う。 なんと美しく可憐な野菜達では…
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