猫のつぶやき(ついに秋がやって来た)


image.jpeg


体温を超える灼熱は、人間の脳みそまでも焼いてしまうほどに厳しかった。
世界のあちこちで狂ったように渦巻くトラブルは、メデイアという網を潜るごとに膨張し、嘘や欺瞞で振り上げた拳の先は、一体どこでどうするのか霧の中にあってまるで見えない。
嫌悪や憤懣をしばし何処かへ押しのけてしまうほどの今朝の風は、はっきりと秋を感じさせる透明感がある。やっとあの夏を乗り切ったという感慨は、また一つ階段を登ったという細やかな満足と自信を得た気にさせる。
アイスをホットに変えた珈琲の香りは、懐かしい過ぎし日のあれこれを、まるでパズルのように埋め込んでいく。煌びやかな絵柄ではないが、私のあれこれのそのひとこまひとこまは、真実の塊であり、私が私であり、きょうまで私をささえた「絵」であることは確か
人気ブログランキング

この記事へのコメント