猫のつぶやき( 今日という時 )


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 小さな街の一角に新しい店舗が開店の運びとなり、秋の陽気に釣られ、これと言った目的の買い物があるわけでも無く出かけてみた。カートや籠が不足するのではというほどの盛況ぶりに、消費税アップのことなど、忘れてしまっていた。
開店サービスで割安のせいか、万札での支払い者が多く、なんだかんだ言いながら、食うに困る表情は見当たらなかった。

良き時代なのだと思いながら、いつしか私の籠もいっぱいになっていた。
主婦になりたての頃、一体どうやって家計のやり繰りをしていたのだろうか。当時はスーパーも無く、知人もなく、母親になったばかりの私は、どんなことにも必死に生きていたのだということだけが何処かに記憶され、事あるごとにその経験が勇気をくれ、自信を呼び起こすよすがとなっている。

昭和も遠くなりはしたが、当時まだ「戦後」と言う言葉を引きずった復興途上でもあり、時の成長と共に私の成長の時代でもあった。長かったとも短かったとも思える相克の歴史は、最後の未来、最後の未知へ向かって今日も一歩前進している。

流れ行く時は誰にも公平である。善くも悪くもその「時」を掴む手によって如何様にも変化するのが人生の醍醐味でもある。

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