猫のつぶやき(うたかたの人生ならば)

E234A665-A022-4A60-A423-B3E2156D1A54.jpeg鴨の親子はゆっくりと水面を移動し、時折 頭だけ水に隠しては餌をついばむ。その愛らしい仕草に暫し足を止めると、離れていた親子の距離はあっという間にひとかたまりになる。
飽きることのない風景は、その場を離れても尚私を暖かく包んでいた。人間の生きざまに、感動するほどの出会いも最近は減ってしまったが、他の生き物に関しては彼等がただそこに在るだけで深い感動を覚える。

動物や鳥や花、全ての生あるものが交わす言葉は、人間の耳には聞こえないが、彼等の発信は対峙する人の心に直に響いてくる。
笑っている私に必ず笑って応えてくれる。「ありがとうね」 というと、花はより花びらを広げ、鳥は歌う。

人生そのものが泡沫(うたかた)でしかないと思えるが、永遠と思っている地球だとて決して永遠ではないのだ。泡沫のように消えていく人生ならば、一回だけのこの我が身の生き様に出来るだけの情熱を注ぎ、奮闘せねばと強く戒めるのである。
デジタル時計の刻む1秒1秒は再び戻ることはなく、この瞬間はすでに過去である。
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