猫のつぶやき(青い空、白い雲)

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青い空、白い雲。  スイスイ泳ぐよ、僕らのヨット。

母になって最初に買った子供への本の1ページは、今も忘れもせず鮮明に思い起こせる。昨日は何を食べたのかも曖昧であるのに、半世紀以上も前のことは、海馬の奥底にしっかりと記憶されているのも驚きではある。
母親一年生の奮闘は、学校の試験の比ではなかったが、自分の成すべきことがはっきりと一本の道に記された思いがして、賢明に生きることが出来た。

青い空、白い雲のように、屈託の無い日々ばかりだったわけでも無いが、若さで押し切って生きてきた私も、なんだかんだで後期高齢者の仲間になって早7年になる。ほうれい線や、皺、シミの強敵にも開き直るふてぶてしさで押し通す自分の姿など、想像だにしなかったあの頃。

過ぎた日々は、懐かしいと言えば懐かしいが、その殆どが幻であったようにも思えてくる。人間というのは面白い生き物だ。苦しかったことは懐しく、楽しかったことは意外に曖昧な記憶に留まる。
昨日の続きが今日であり、明日の土台が今日である。連続ドラマは終わるけれども、我が人生ドラマの終わりは、未定である。

  青い空、白い雲。今日はそんな1日だった。


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