猫のつぶやき(日記帳)

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積み上げるほど書いた日記帳を、時折読み返してみたりしたものだった。来た道の険しさも厳しさも読み返す度に胸が痛んだ。

還暦を過ぎた頃、書き続けた日記帳を全て焼却した。自分の来た道を書き残して、時折振り返って懐かしむ。それがいったい何になろうか。誰のための日記なのか。

自分を変えよう! いや、そうではない、本当の自分を探そう。
人生なんて振り返えってる場合かよ。自分の未来を信じた一つの心の転機でもあった。

何故か肩の荷が下りたような気がした。もう日記を書かなくていいのだと思うと、皮肉にも書き記すことがいっぱいあるようにも思えた。


時代の流れは凄まじい。小さなスチックに膨大な人生の記憶が収まってしまう。小さな骨壷に納まる人間の終着のように。再び日の目に会うこともなく。


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