猫のつぶやき(ゴンに逢いたい)

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「ゴン 母さんは今日この道を歩いて往復したよ」

ゴンが長い間通院した道の端には、小さな花を咲かせて一生懸命に生きている草木が、あの頃を思い出させてくれました。辛く苦しいゴンがケージの中からこの小さな風景を見る余裕など無かったのだと、今さらながら痛感し、自転車の後部で揺れながらじっと苦しみに耐え、治療への恐怖を母さんにだけしか聞こえないか細い声で訴えていた姿が胸に迫り、哀惜の念に堪えません。

この道を何度往復しただろうね。ゴンは思い出したくもないでしょうが、母さんの人生が終わるまでこの懐(ふところ)の中で、共に生きているのだから致し方のないことと観念して下さい。
ゴンは「令和」の時代も母さんの内で生きるのです。生きるということはいつも「死」を背にし、「死」と向き合っているということです。美しく生きることは、美しく死ぬと言うことに通じます。

ゴンの勇姿は何にも代え難く、母さんを励まし勇気づけてくれています。しかし、内なるゴンよ! 母さんはもう一度この現での逢瀬を願いたい。
ゴン! 無理は言うまい。夢でもいいよ。夢の中でその顔を見たい。3325A3CB-D7F4-4FC0-8F1B-9807B0182139.jpeg

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